製品情報

キトコート®

化成品 機能性食品原料

IMG_CT.JPG

キトコート®は酢酸を用いてキトサンを溶解させたコーティング用液剤です。 市販の耐酸性基剤と組み合わせることで、内容物を確実に大腸へ送達する ことができます。

特長

  1. 大腸にて特異的に崩壊するキトサン皮膜が得られます
    コーティングにより得られるキトサン皮膜は、小腸内では吸収されず大腸の腸内細菌の働きによって大腸で特異的に分解されます。AQshelax®などの耐酸性基剤と組み合わせることで、内容物を確実に大腸まで送達することができます。

    JPG_kitocoat_pict1.jpg
  2. コーティングにそのまま使用できる水系の液剤タイプです。
    事前に液調を行う必要がありません。コーティングを行う際には、容器ごと振り混ぜてから移し替えて ご使用ください。

コーティング操作条件例

錠剤やカプセルなどへコーティングを行う際には、ハイコーター®などの連続通気式コーティング装置を使用し、スプレーコーティングを行う方法が適しています。

 

錠剤 [処方] 乳糖/結晶セルロース/ステアリン酸マグネシウム=85/15/1
[剤形] 8φ-10R、200mg/錠

 

 装置 ハイコーター® HC-LABO   ハイコーター® HC-MULTI
ポンプ ローラー式チューブポンプ ギヤポンプ
パン形状 20 型パン 48 型丸パン
錠剤仕込み量 300 g 5 kg
 スプレーガン ST 1 基  AT 1 基 
スプレー空気圧 0.1 MPa 0.3 MPa
スプレー液速度 2.0~3.0 g/min 15.0 g/min
給気風量 0.5 m3/min 2.5 m3/min
給気温度 80~85 ℃ 80~85 ℃
排気温度 55~60 ℃ 58~60 ℃
パン回転数 23 rpm 15 rpm

 

  ・ 送液に使用するポンプは、ローラー式チューブポンプ、ギヤポンプのいずれも使用することができます。
  ・ コーティング中の製品温度は約60℃を保つようにしてください。製品温度が低い場合、キトサン皮膜中に酢酸が残存し、
      コーティング錠が小腸内において崩壊しやすくなる傾向が見られます。

 

上記の条件でキトサンコーティングを行った乳糖/結晶セルロース錠剤に、AQshelax®をコーティングして大腸崩壊性製剤を調製しました。崩壊試験結果を示します。

 キトサン皮膜量*1 AQshelax®
皮膜量
人工胃液
(補助盤なし、2hr)
人工腸液
(補助盤あり、2hr)
大腸想定液*2
(補助盤あり)
4.0 wt%    8.0 wt%  放出せず 放出せず 60 分以内
5.0 wt%  放出せず 放出せず 60 分以内
6.0 wt%  放出せず 放出せず 60 分以内

*1 ・・・錠剤重量に対するキトサン固形分量     *2 ・・・酢酸緩衝液(pH3.5)

 

  ・ 錠剤処方により適当なキトサン皮膜量は異なります。錠剤処方に水不溶成分が多い場合、必要な皮膜量は少なくなる傾向が
      見られます。

品質規格

 性状  白~微黄色の混濁液  重金属 10 ppm 以下 
 固形分  2~6 %  ヒ素 1 ppm 以下 
 pH 4~7   一般生菌数 300 個/g 以下 
 粘度  10~100 mPa・s  大腸菌群 陰性 

その他製品情報

 分類  食品添加物 
 原料  キトサン、グリセリン、グリセリン脂肪酸エステル、酢酸、水
 原産国  日本 
アレルギー  かに(キトサン) 
 GMO  Non GMO(グリセリン)
 表示例  キトサン、グリセリン、グリセリン脂肪酸エステル
 賞味期限  未開封 製造後4 ヶ月 
 荷姿  外装:段ボール 内装:ポリエチレン容器 内容量:20kg
 保存方法  直射日光のあたるところや高温多湿の場所を避けて、常温にて保管ください。
 長期間保管した際、界面活性剤の沈殿が見られますが、振り混ぜることで容易に再分散が可能です。
 取扱い上の注意  開栓後は密栓し、お早めにご使用願います。

関連ファイル(PDF)

関連リンク


 

お問い合わせはこちら

〒160-0023 東京都新宿区西新宿6丁目25-13 フロイントビル
TEL 03-6890-0750 FAX 03-6890-0870