製品情報

ネガモールド®

化成品 食品品質保持剤

negamold.jpgネガモールド®は、弊社製品「アンチモールド・マイルド®」のアルコールにより微生物の静菌機能と脱酸素剤の菌繁殖抑制機能を併せもつ、新しいタイプの品質保持剤です。水分活性値(相対湿度)の高い食品の品質保持に適しており、カビはもちろん、枯草菌の繁殖、酵母の発酵をも抑制する機能を持っています。

特長

機  能
包装内にエタノールを適切な速度に制御して蒸散するとともに、脱酸素して食品の品質を保持します。

効  果                                                                                            ・カビの繁殖を抑制します

・酵母による発酵を抑制します

・枯草菌の繁殖を抑制します

・食品の酸化を防ぎます


ネガモールド®には、水分依存タイプと自力反応タイプの2種類があります。

・水分依存タイプ…食品から発生する水分に触れて脱酸素を行います。水分活性0.85以上の食品にご利用ください

・自力反応タイプ…空気に触れると直ちに脱酸素を開始します。水分活性値0.85以下の食品にも利用できます

 

安全性

エタノールをシリカゲルに吸着させ鉄粉と混合した粉末を、特殊フィルム製の小袋に充填したものです。
包装材、内容物とも全く安全な素材を使用しており、人体への影響はありません。
内容物は(財)日本食品分析センターによる急性毒性試験により安全性が確認されています。
包装材は厚生省告示第370号の試験に合格しています。

荷姿 サイズ

ネガモールド®は、水分依存タイプと自力反応タイプの2種類からなり、水分依存タイプには単包品のほかに連包品があります。

《ネガモールド®グレード一覧》

水分依存
タイプ
(グレード)

自力反応
タイプ
(グレード)
酸素吸収量
(ml)
適用空気量
(ml)
包サイズ
幅×長さ
(㎜)
単包/連包 荷姿(入り数)
包数×中袋数/ケース
30 30S 30 150  30×40 単包 200×40 =8,000
連包・ロール 4,000×2=8,000
50 50S 50 250 40×40 単包 180×25 =4,500
連包・ロール 2,500×2=5,000
100 100S 100 500 40×65 単包 200×15 =3,000
連包 2、000×2=4,000
200 200S 200 1,000 50×65 単包 150×12 =1,800
連包 1,000×2=2,000
300 300S 300 1,500 60×65 単包 100×12 =1,200
連包 750× 2 =1,500

グレード選定方法

①包装フィルムには酸素及びエタノールを通しにくい材質をご使用ください。(酸素透過度の目安:20ml/㎡/day/MPa以下
 エタノール透過率の目安:10g/㎡/day(40℃)以下)をご使用ください。(下表参照)

②ネガモールド®を封入する食品包装内の酸素量を推算し、その酸素量に合ったタイプ(大きさ)のネガモールド®を選びます。 

食品包装内の酸素量の推算方法
 空気のうち酸素含有量はおよそ20%です。包装内の空気量を算出し、これに0.2掛けると、包装内の酸素量が算出できます。

 

 包装内の酸素 = (包装内の内容積 - 食品の体積) × 0.2

 【例】
 {(10cm × 10cm × 15cm) ー 560ml } × 0.2 = 188ml ⇒したがって適正なネガモールド®は200タイプ
  たて    よこ     高さ   食品体積

③必ず実際の商品形態で試験を行い、ネガモールド®の効果を確認してください。食品の保存可能期間は、同じ食品でも包装の
 仕方や、製造した季節、環境、保存温度などに影響されます。                                       

取扱いについて(ご利用のお客様用)

【単包タイプ】
①開封後、15分以内にご使用ください(25℃)
②開封用に各袋にノッチ(切り目)がありますので、そこから開封ください。ただし、ノッチ下部まで小袋が充填されていますので、
 開封時に同時に破らないようご注意ください

 【連包・ロールタイプ】
①開封後、3時間以内にご使用ください(25℃)
②スタート部は外装袋にシールで明記されています。開封後はそこからご使用ください

 【共通事項】
①商品の包装材には、酸素を通しにくい材質(酸素透過度20ml/㎡・24hr以下)で、
 かつアルコール透過度の低い素材(10g/㎡・ 24hr(40℃)以下)をご使用ください
②集合包装に1包ご使用される場合、個包装への開孔処理をしてください(包材100c㎡あたり、3㎜大で8個が目安)
③段ボールの開封時、刃物のご使用はお控えください。中身の製品が破損する恐れがあります
④段ボール開封後、製品を取り出す前の未開封時、外装袋がふくらんでいるものがあれば、ピンホールやシール不良の可能性
 がありますので、ご使用は避けてください。(通常は脱気された状態です)
⑤全てご使用されない場合、外装袋内の空間をできるだけ少なくし、熱シールのうえ保管ください。休憩時間等短時間の場合は
 クリップでの保管も可能です(脱気シールが望ましい)

 【その他】
①ネガモールド®の脱酸素速度は、低温になるほど遅くなり、5℃以下では極端に遅くなります。
 脱酸素が完了するまでは、常温においてください。冷蔵・冷凍は、脱酸素が終了してからおこなってください
②ネガモールド®と不活性ガスを併用される場合、炭酸ガスの使用は避けてください
③真空包装との併用は、ネガモールド®が食品と包装フィルムに貼りつき、脱酸素とエタノールの蒸散が不可能になる
 ことがあります。包装内での空気の流通が起こる程度に、軽い脱気にとどめてください

 

その他詳細につきましては、取扱説明書をご覧ください
ネガモールド®(取扱説明書).pdf

取扱いについて(消費者のみなさまへ)

ネガモールド®は、食品の美味しさを保ち、安全にお召し上がりいただくため食品包装内に添付されるものです。  

【安全性と取扱について】

①誤って飲み込んだり食べてしまった場合
  
ネガモールド®は包装材、内容物ともに人体への影響はありません。
  また体内に吸収されたり、反応することなく排出されますので、特別な処置も必要ありません。
  製品の表面印刷に「たべられません」の明記がありますが、これは食べ物ではないという意味で記載しています。
  内容物は食品に利用される安全な素材を使用しております。どうぞご安心ください。

②お酒やジュースなどど一緒に漬け込んでしまった場合
  
長時間漬け込んだ場合でも、漬け込んだ液体に影響はありませんので、ネガモールド®を取り除いてお召し上がりください。                     

③麺などと一緒にゆでてしまった場合
  
麺にもお湯にも影響はありません。
  まれに熱により小袋のシール部分がはがれ、中身の粉末が出てしまう場合がありますが、
  お湯に溶けたり、調味料と反応することはありません。                   

④電子レンジであたためてしまった場合
  
燃えたりすることはありませんが、熱により小袋のシール部分がはがれ、中身の粉末が出てしまう場合があります。 

⑤処分方法
  
地方自治体の分別方法に応じて処分ください。
  ※内容物は不燃物ですので、「燃やせないごみ」として扱われる場合が多くなります