パウンドケーキとアンチモールド・マイルド

食品の美味しさを保つフロイントの品質保持剤

フロイント産業が独自に開発した〈アンチモールド®〉などの品質保持剤は、さまざまな食品の品質保持に利用されており、安全な食生活に役立っています。

品質保持剤とは

お店でお菓子などを購入した際に、小さな袋が入っていることにお気づきになったことはありませんか。
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この小袋は品質保持剤です。

この小袋をお菓子やパンと一緒に包装することによって、安心して、美味しく食べることができます。
フロイント産業の品質保持剤は、大きく分けて3つあり、目的に応じて使い分けることができます。
  • アルコール蒸散剤のアンチモールド®(2タイプ)
  • 脱酸素剤のネガモールド®Z(3タイプ、5種類)
  • アルコール蒸散と脱酸素剤の両方の機能を持つネガモールド®(5タイプ、6種類)
アルコール蒸散剤のアンチモールド・マイルド®は、ラップやチャック付袋などの包装で効果が得られることから、ご家庭でお菓子やパンを作られる方にご使用いただければと、少量小分け品の販売を開始しました。
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アンチモールド・マイルド®とは

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 アンチモールド・マイルド®は、フロイント産業の製剤技術をベースに、エチルアルコール(以下、アルコール)を粉末化し、これを特殊なフィルム包装紙を用いて小袋に充填した製品です。
 その小袋を食品包装に封入すると、小袋の中の粉(粉末アルコール)からアルコールが気化します。アルコールガスが小袋を通過して外部に徐々に発散することで、食品包装内のアルコールを適切に保ち、カビの発生を防ぎます。
 食品包装内のアルコール量は微量ですので、安心してご使用いただける品質保持剤です。

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写真1 外観

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写真2 内容粉

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図1 アルコールの発散(イメージ)

特徴

機能
包装内にアルコールを適切な速度に制御して蒸散し食品の品質を保持します。
効果
アルコールの作用によりカビの繁殖を抑制します。
また、アルコールの作用により食品中の水分を逃さず「やわらかさ」を保ちます。

安全性

アルコールをシリカゲルに吸着させ、特殊フィルムの小袋に充填したものです。
包装材、内容粉とも安全な素材を使用しており、人体への影響はありません。
内容粉は(財)日本食品分析センターによる急性毒性試験により安全性が確認されています。
包装材は食品と接する包装に関する厚生省告示第370号の規格試験に合格しています。

ご使用方法

アンチモールド・マイルド® 10タイプ 5包入り×2袋

① 使用直前に5包入り透明袋の切り込み部分から開封して、アンチモールド・マイルド®を取り出してださい。

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※ お菓子、パン30g~60gに対しアンチモールド・マイルド®1包が適しています。

※ 開封後1時間以内に使用してください。5包入り透明袋開封後は使い切り。

※ 1度使用するとアルコールが抜けているため、再使用は出来ません。

※ アンチモールド・マイルド®はハサミや刃物で切らないで小袋のまま使用するものです(アルコールのガスは小袋を通過して発生します)。

詳細は、「よくあるご質問」をご参照ください。

② ラップやチャック付き袋などにお菓子やパンとアンチモールド・マイルド®を一緒に封入してしっかり包装してください。

当社試験データに基づき推奨できる簡易包装例

OPP袋などのラッピング袋

OPP袋などが使用出来ます。
シール、テープやビニタイなどで閉じてください。
※ 袋の口はしっかりと閉じてご利用ください。

ラップ

どんな種類のラップも使うことが出来ますが、おすすめは『サランラップ® (旭化成)』や『クレラップ® (クレハ)』(塩化ビニリデン製ラップ)です。
理由はラップの中でもアルコールガスを通しにくく、包装内にアルコールガスを保ちやすいからです。
※ ラップはしっかりと密着させてご利用ください。

チャック付き袋

『ジップロック® (旭化成)』などが使用出来ます。
※ 袋の口はしっかりと閉じてご利用ください。

簡易包装での品質保持効果

ラップやチャック付袋などで簡易包装したお菓子に当社品質保持剤を使用した場合の実施例や品質保持効果をご紹介します。

マフィンのアンチモールド・マイルド®による品質保持効果のご紹介

マフィン

簡易包装したマフィンのアンチモールド・マイルド®による品質保持効果をご紹介します。

パウンドケーキのアンチモールド・マイルド®による品質保持効果のご紹介

パウンドケーキ

簡易包装したパウンドケーキのアンチモールド・マイルド®による品質保持効果をご紹介します。

シフォンケーキのアンチモールド・マイルド®およびネガモールド®による品質保持効果のご紹介

シフォンケーキ

シフォンケーキのアンチモールド・マイルド®およびネガモールドによる品質保持効果をご紹介します。

ご注意事項

  • 高温多湿の場所を避けて保管してください。
  • アルコールを含んでおりますので保管ならびに取り扱いの際は火気に注意してください。
  • 5包入り透明袋を開封したら、1時間以内に使用してください。
    使用済みのアンチモールド・マイルド®は再使用できません。
  • 効果を十分に発揮させるため、空気が外から容易に入り込まないように包装してください。
    (ラップを密着させる、チャックを確実に閉じる)
  • 生鮮食品(例えば、野菜、果物、鮮魚)、水分の多い食品(例えば、ゼリー)や腐りやすい食品(生クリームを含むものなど)には適しません。
  • 食品の量が多すぎると効果が弱くなるので、調整してご使用ください。
  • 食品の量が少なすぎるとアルコールの刺激、舌にピリピリ感や苦味を感じることがありますので、食品の量を調節していただきますようお願いいたします。

フロイントの品質保持剤

アンチモールド・マイルド®

<エタノール蒸散剤>
効果:防カビ・やわらかさ、しっとり感維持
使用例:バウムクーヘン、マフィン、パウンドケーキ

アンチモールド®・テンダー

<エタノール蒸散剤(水分蒸散)>
効果:防カビ・やわらかさ、しっとり感維持
使用例:ワッフル、ソフトチョコレート、パン

ネガモールド®

<エタノール蒸散剤/脱酸素剤(鉄系:水分依存型)>
効果:防カビ・やわらかさ、しっとり感維持・抗酸化・抗酵母
使用例:シフォンケーキ、マロングラッセ、ドライフルーツ

ネガモールド®

<アルコール蒸散剤/脱酸素剤(鉄系:自力反応型)>
効果:防カビ・やわらかさ、しっとり感維持・抗酸化・抗酵母
使用例:シフォンケーキ、マロングラッセ、ドライフルーツ

ネガモールド®A

<アルコール蒸散剤/脱酸素剤(鉄系:自力反応型/水分依存型)> 酸素検知剤付き
効果:防カビ・やわらかさ、しっとり感維持・抗酸化・抗酵母
使用例:シフォンケーキ、マロングラッセ、ドライフルーツ

ネガモールド®G

<アルコール蒸散剤/脱酸素剤(非鉄系:自力反応型)>
効果:防カビ・やわらかさ、しっとり感維持・抗酸化・抗酵母
使用例:玄米パン、ハム、ソーセージ、チキンナゲット

ネガモールド®ライト/ナチュラル

<アルコール蒸散剤/脱酸素剤(鉄系:自力反応型)>
効果:防カビ・やわらかさ、しっとり感維持・抗酸化
使用例:フィナンシェ、もち

ネガモールド®Z/ZS

<脱酸素剤(鉄系:自力反応型)>
効果:防カビ
使用例:和・洋菓子、米菓、穀類、サラミソーセージ、もち類、半生麺、チーズ、ペットフード

ネガモールド®ZS-C

<脱酸素剤(鉄系:自力反応型)> 酸素検知剤付き
効果:防カビ
使用例:和・洋菓子、米菓、穀類、サラミソーセージ

ネガモールド®ZX/ZXR

<脱酸素剤(鉄系:自力反応型)>
効果:防カビ
使用例:和・洋菓子、米菓、穀類、サラミソーセージ、もち類、半生麺、チーズ、ペットフード

よくあるご質問

ご使用について

  • A1.まったく感知できないほどではありませんが、適正量のご使用であれば気付かれる方は極わずかです。
    濃度が高い(食品の量が少ない)とアルコールの香り、舌にピリピリ感や苦味を感じることがありますが異常ではありません。
  • A2.食品30~50gに対し1包が適しています。
    ただし、食品の種類、包装の仕方、製造した季節、環境、保存温度などに影響されます。
    また、生鮮食品や水分の多い食品には適しません。


    アンチモールド・マイルド®に対し、食品の量が多いと効果が弱くなるためカビが発生することがあります。反対に、食品の量が少ないと、アルコールの刺激、舌にピリピリ感や苦味を感じることがあります。
  • A3.対象食品の日持ち(アンチモールド・マイルド®未使用)に対して、それを延長する効果があります。
    食品の種類、包装の仕方、製造した季節、環境、保存温度などに影響されます。

    実施例については、「簡易包装での実施例のご紹介」をご参照ください。
  • A4.直射日光および急激な温度変化を避け、冷所に保管してください。
    アルコールを含んでいますので、火気にご注意ください。
  • A5.問題ございません。
  • A6.添付資料に記載されておりますので、ご確認ください。
    また、5包入り透明袋を開封した場合、1時間以内に使用してください。
    一度使用したアンチモールド・マイルド®は再使用できません。
  • A7.地方自治体の分別方法に応じて処分してください。
    アンチモールド・マイルド®の内容物は不燃物ですので、「燃やせないごみ」として扱われる場合が多くなります。
  • A8.アンチモールド・マイルド®が水に濡れた場合は、効果が弱くなるため、使用しないでください。
    冷凍しても変化はありません。
  • A9.アンチモールド・マイルド®は電子レンジで温められると、小袋が破裂し、中身が漏れ出すことがあります。
    必ずアンチモールド・マイルド®を取り除いてから温めてください。
  • 下記の「Contact Us」よりお問い合わせください。
    フリーダイヤルは、小袋の表面にも印刷しております。

添付した食品について

  • A1.食品にも利用される安全な素材を使用しておりますのでどうぞご安心ください。
  • A2.食品にも利用される安全な素材を使用しておりますのでどうぞご安心ください。
  • A3.アルコールの量は少ないため、問題ございません。
  • A4.人体への影響はありません。
    内容粉のシリカゲルは体内に吸収されたり、反応することなく排出されますので特別な処置は必要ありません。
    製品の表面印刷に「たべられません」の明記がありますが、これは食べ物ではないという意味で記載しています。

アンチモールドについて

  • A1.アンチ(抗・対抗する)、モールド(カビ)、つまりカビの生育を抑えるという意味です。
  • A2.1978年に発売されました。
    最初は食品にアルコールを少量塗布する原始的な実験から始まりましたが、やがてアルコールを一旦蒸気にして食品まで運ぶことが効果的なことに気づきました。
    そこで、アルコールを綿や澱粉等にしみ込ませる、固形燃料のように固形化する…などの実験を行い、最終的に現在の形が採用されました。
  • A3.半生の洋菓子、和菓子、中華麺、うどん、パン、珍味類などが主な対象商品です。
    その他に豆や黒砂糖など様々な食品に使用されています。
    ただし、生和洋菓子、ゆで麺など水分活性値の高いものは、カビの発生に加え、その他一般細菌類が問題となる場合があり、アンチモールドには不向きです。