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フロイントグループ創業からの知識の海

【Sefar社製バグフィルター導入事例】九州薬品工業様 機械 2022.03.24

皆さんこんにちは。田中三次郎商店の田中 慎一です。
2021年の4月には、弊社の取り扱うSefar(セファー)社製流動層造粒乾燥機用バグフィルターの紹介をさせて頂きました。
もうお読み頂けましたでしょうか??

今回、実際にSefar社製バグフィルターをご導入頂いた九州薬品工業株式会社で青汁等の製造をマネジメントされている北島様にインタビューさせて頂き、フィルター導入における背景や決め手となったポイント等、導入を検討されている会社様にとって非常に面白いお話を伺って参りました。
是非最後までお読みいただけますと幸いです!

1950年創業。青汁をはじめとした、健康関連食品の開発・製造に取り組む。
2020年には日本発の食品安全の国際規格である「JFS-C※」を取得。

※フードチェーン全体での食品安全確保のための取り組みを標準化し、自らの食品安全レベルを向上させることを目的とした規格のこと。

この記事の登場人物

(左から)
株式会社田中三次郎商店 田中
九州薬品工業株式会社 北島様

田中:北島さん、本日はよろしくお願いいたします。
早速ですが、今回Sefar社製バグフィルター導入を検討された背景を教えていただけますでしょうか?

北島:よろしくお願いいたします。まず弊社での動きとして、ISO22000の更新時に、お世話になっている社外コンサルタントの方から、より高いレベルの規格であるJFS-Cの認証を得てみないか、とのご提案を頂き、全社として取得を目指す方針が決まりました。
丁度その時期に御社(田中三次郎商店)からSefar社製のバグフィルターについてのご紹介を頂き、原反※1がEC/FDA※2に適合していることから、検討を開始しました。

※1:加工する前の生地のこと。
※2:EC=欧州委員会、FDA=米国食品医薬品局の略。食品や医薬品の販売・流通における認証を行う組織のこと。

田中:ありがとうございます。ではどんなポイントが決め手となり、導入を決定されたのか教えていただけますでしょうか?

北島:はい。JFS-Cの認証取得を目指すにあたり、全社的に製品の品質向上に注力するようになりました。その中で御社が取り扱うSefar社製バグフィルターは、通常のバグフィルターとは異なり超音波で溶着を行っているため、使用する糸が少なくコンタミリスクが低いとご紹介頂きました。この技術はコンタミを抑える上ではとても重要な要素です。検討の結果、このバグフィルターを使用すれば品質向上に繋がると考え、弊社は導入を決定いたしました。

田中:ベストなタイミングでご紹介ができて良かったです!バグフィルターの導入はJFS-C認証取得の一環とのことですが、その他には企業としてどのようなことに取り組まれていたのでしょうか?

北島:そうですね。例えば防犯面の強化としてカードのセキュリティを取り入れました。細かいところだと、社員のお弁当の置き場に関してルールを設けたりもしています。ロッカーにお弁当等が置かれていると、それが異物混入に繋がる可能性があります。そのため、各自持ってきたお弁当は休憩室の冷蔵庫に入れる、といった具合です。ISO22000で実施していたことから、もう少し全社的にグレードアップさせて取り組むことができれば、国内における最高基準のJFS-Cという認証が取れる、とコンサルタントの方からアドバイスを頂いたので、社員一丸となって頑張りました。

今までのISO22000は製造現場だけを対象としていましたが、JFS-Cでは工場全体、会社全体を対象としています。バグフィルターを変えるだけでなく、いろいろなところに意識を向ける必要があるということですね。トップダウン的にやることが決まっていくのではなく、社員全員が主体的に考えて必要なことを追求していくボトムアップ的な雰囲気が醸成されていったなと感じています。

田中:ボトムアップで意見を吸い上げていく過程で、社員一人ひとりの意識も高められる効果がある。ただ単に品質を追求するだけの取り組みではないということなのですね。

北島:はい。この取り組みがあったからこそ、全員でより良いものを作っていこうという意識が更に高まったことを感じています。

田中:次に、Sefar社製バグフィルター導入を推進する立場として、どのようなハードルを感じたのか、教えて頂けますでしょうか?

北島:今まで使用していたバグフィルターから新しいフィルターに変わるということは、製品に直接触れるものが変わってしまうということなので、品質そのものが変化してしまう可能性があります。その点が導入の際に一番懸念していた部分でした。

田中:やはり導入時にはそれが懸念事項になりますよね。実際、従来のものと比較して品質については変化があったのでしょうか?

北島:いえ、実際にはほとんど変化はありませんでした。変化を避けるために、従来使用していたバグフィルターの生地に相当するものを選定しており、従来と同等の品質を得ることができました。品質は担保したまま、収率が良くなりましたので、プラスの影響が大きかったです。マイナスな面は特に無かったですね。

田中:ありがとうございます。品質以外でハードルとなったことはございましたか?

北島:そうですね。やはり金額面での懸念はありました。従来品と比較すると、どうしても購入単価が高くなってしまうことは避けられませんので。しかし、金額に関しては、収率や耐用年数が改善されることでコストメリットが発生するだろうと考え、使用を開始いたしました。金額は運転時のロスを減らした分で補おうということです。

田中:なるほど。実際に使用されて1年ほど経ちますが、現時点では既に金額面で元は取れているのでしょうか…?

北島:そうですね(笑) 耐用年数に関してはまだ判断できませんが、収率については1%ほどの改善が見られています。その結果として、従来品との価格差を埋める程度にはコストメリットが発生しております。

田中:それをうかがえて一安心です。コスト以外の面でメリットはございましたか?

北島:実際に使用してみて、取り回し等作業時の負荷が大幅に軽減されたと感じています。従来品と比べて重量が軽いので、取り付けがしやすくなり、洗浄時の作業が楽になりましたね。また、粉の抜けが減ったことで装置内に付着する粉の量も減ったので、バグフィルター自体の清掃についても負荷が少なくなったとの声も作業者から挙がっております。

田中:ありがとうございます。品質面・コスト面・ハンドリング性でメリットを見出して頂くことができて何よりです。今後もフィルターの取り扱い方や、お悩み等ございましたら、引き続き対応させていただきます。本日は誠にありがとうございました。

バグフィルターは流動層造粒乾燥装置において必要不可欠な部品です。インタビュー内にもあった通り、必ず製品に触れる部分であり、品質や収率といった面に対して大きな影響を及ぼします。だからこそ、ただの消耗品とは考えずに、今一度見直してみる価値のある部品だと考えております。

Sefar社製バグフィルターは、長い目で見た際のコストメリットはもちろん、作業者の負担を大幅に軽減するなど、多くのメリットがございます。
バグフィルターの変更により、製品の品質が変わることや、自社の環境において効果があるかご不安な場合、弊社浜松事業所にて実機を使用したテストの実施が可能です。また小型機(FLO-5標準型)用バグフィルターの貸し出しについても、今後行う予定です。

バグフィルターに関して、ご質問やコストメリットの試算、実機によるテストの申し込み、貸し出し品の予約を受け付けております。下記フォームよりお問い合わせください。

九州薬品工業では、九州産の野菜をおいしく・安心・安全・手軽に食べていただきたいという想いから、徹底した品質管理のもと、『九州Green Farm』ブランドの青汁を製造しています。

その他にも、九州産野菜を使用した青汁や、美容・健康関連食品、ドリンクなど多数の製品を取り揃えており、時代のニーズに応える企画商品の開発に力を注いでおります。

また、安全・安心で高品質な製品づくりをモットーに健康食品の受託製造も行っております。「食の安全」に対する信頼がゆらいでいる今こそ、「素材にこだわり徹底した品質管理」が保証された「安全と安心」の製品づくりをご提案いたします。

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