脱酸素剤とはここが違う! 食品の発酵を防ぐハイブリッド型食品品質保持剤 ネガモールド®の保存力 食品品質保持剤 2022.09.15
食品の防カビには欠かすことのできない脱酸素剤。
脱酸素剤は主にカビの抑制で用いられますが、脱酸素剤を使用しているのに「袋が膨張した」「袋がパンパンになった」といった経験はありませんか?
食品別(どら焼き、きんつば、チーズタルト)の保存試験データ事例をご紹介します。
重量:85g/添付保持剤:ネガモールド®50(水分依存型、酸素吸収量:50cc)/保存温度:30℃
試験項目 | 試験日 | ||
2日目 | 14日目 | 21日目 | |
包装状態 | 異常なし | 異常なし | 異常なし |
水分活性値 | 0.92 | 0.91 | 0.91 |
酸素濃度(vol.%) | <0.1 | <0.1 | <0.1 |
エタノールガス濃度(vol.%) | 0.20 | 0.18 | 0.19 |
一般生菌数(cfu/g) | 300以下 | 300以下 | 300以下 |
外観・香り | 異常なし | 異常なし | 異常なし |
重量:60g/添付保持剤:ネガモールド®30(水分依存型、酸素吸収量30cc)/保存温度:30℃
試験項目 | 試験日 | ||
7日目 | 30日目 | 60日目 | |
包装状態 | 異常なし | 異常なし | 異常なし |
水分活性値 | 0.87 | 0.87 | 0.85 |
酸素濃度(vol.%) | <0.1 | <0.1 | <0.1 |
エタノールガス濃度(vol.%) | 0.30 | 0.24 | 0.24 |
一般生菌数(cfu/g) | 300以下 | 300以下 | 300以下 |
外観・香り | 異常なし | 異常なし | 異常なし |
重量:320g/添付保持剤:ネガモールド®200S(自力反応型、酸素吸収量200cc)/保存温度:25℃
試験項目 | 試験日 | ||
1日目 | 10日目 | 15日目 | |
包装状態 | 異常なし | 異常なし | 異常なし |
水分活性値 | 0.94 | 0.94 | 0.93 |
酸素濃度(vol.%) | <0.1 | <0.1 | <0.1 |
エタノールガス濃度(vol.%) | 0.15 | 0.10 | 0.11 |
一般生菌数(cfu/g) | 300以下 | 300以下 | 300以下 |
外観・香り | 異常なし | 異常なし | 異常なし |
※ネガモールド技術資料には、他モデル食品での試験事例があります。以下リンクよりダウンロードいただき、ご利用ください。
今回、ベースフード株式会社様へ「脱酸素剤ではなくネガモールドを使用したことによるメリット」について、お伺いしました。
1.常温流通・常温保管の実現によるコスト削減
冷凍流通・冷凍保管が不要となることで、宅配ボックスの使用やご家庭での常温保存が可能となり、お客様の満足度向上に繋がりました。 また、配送温度帯が冷凍から常温になることで、コスト削減にも成功しました。
2.食感の維持
ネガモールドのエタノール蒸散効果により、しっとり・ふんわり感を保つことが可能になりました。
3.長期保存の実現
自社ECサイト経由でご購入のお客様に、約1か月の賞味期限を保証してお届けできるようになりました。
ネガモールド®は、脱酸素剤では抑制できない食品の発酵や酵母菌や乳酸菌などの抑制に効果があります。
「脱酸素剤を使っているが、もう少し日持ちさせたい」、「気温や湿度が高い時期の保存が心配」など、お客様の“困った”や”どうすればいい?”を解決します。
水分活性値が高く、日持ちしにくい食品の保存に適した食品品質保持剤「ネガモールド®」の効果をぜひ実感してください。
なお食品の日持ちに影響を及ぼす水分活性値についての詳しい説明は、ぜひ下記「食品品質保持剤とは」ページ内の「水分活性(Aw)とは」をご覧ください。
ネガモールド®の効果を試してみたい食品メーカーのみなさまへ、サンプルをご用意しております。
フォームよりお問合せいただき、ネガモールド®の効果をぜひお試しください。
※食品の変敗を抑えられる期間は、包装の仕方や製造した季節、環境、保存温度等に影響されます。必ず実際の商品形態で事前に試験を行い、ご使用ください。
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