経営企画本部
経理課 商学部卒
2013年入社
なぜフロイント産業への入社を希望されたのですか。
大学では会計学に関連するゼミに所属しており、簿記2級を取得していたことから、専門性が活かせる経理の職種に絞って就職活動をしていました。様々な業種の会社を見ていく中、初めて当社を知ったのは大学で開催されていた会社説明会でした。生活の身近にある医薬品やお菓子に当社の技術が使われていることを知り、技術力で生活を支えるという重要な役割を担っているところに大きな魅力を感じたので入社を希望しました。
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入社以来、どのようなお仕事をされ、現在どのようなお仕事をされているのかお聞かせください。
入社当初は、伝票整理や小切手・手形の作成、簡易的な仕訳起票などを行いながら、経理の仕事に慣れていくところからスタートしました。現在は、単体・連結決算、決算短信や有価証券報告書などの開示資料作成、税務、原価計算をメインに担当しています。経理はルーティンワークのイメージを持たれることもありますが、新しい会計基準や税法などへの対応が求められ、知識のアップデートが常に必要になります。簿記の試験とは異なり、明確な答えが定められていないことも多々あります。今までになかった事象が発生した場合は、適切な会計処理について関係者や監査法人と協議を重ねていきます。こうして最適な答えを導いてくるのが経理という仕事の難しさであり面白さの1つであると感じています。
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印象に残っているエピソードをお聞かせください。
1年の総括となる年度末決算が毎年とてもハードです。特に法人税・地方税・消費税の計算や各種申告書を顧問税理士の先生と相談しながら夜遅くまで作成している時に”今年もこの時期が来たな”と感じます。当社は上場企業ですので、社内だけでなく社外に対しても正確な情報開示が求められます。限られた時間かつミスが許されない中で結果を出していくのはプレッシャーが掛かりますが、それを皆で乗り越えて、無事に決算短信や有価証券報告書を提出した時は大きな達成感と安堵感があります。
やりがいを感じるのはどのようなことですか。
1番やりがいを感じる瞬間は自分自身の成長を実感できた時です。前例がない会計処理が生じた際に、自分の知識や経験にもとづいて判断や回答ができる場面が増えた時や、プロジェクトのリーダーといった責任ある役割を任せていただき、遂行できた時はやりがいを感じます。原価シミュレーション等、経営層に提出する資料の作成も行っているのですが、身が引き締まると共に、経営判断に関わる一端を担っているというやりがいも感じています。
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今後どのような仕事をしたいですか。
またどんな自分になりたいと
思っていますか。経理全般における専門性に磨きをかけていき、数字面からの的確な情報を経営陣に提供できる経理プロフェッショナルとして活躍できるよう頑張りたいです。会社の情報が全て集まってくる部署でもあるため、会社全体を見渡しながら、会社を支えていける存在になりたいと思っています。
プライベートな時間は何をしていますか。
最近の休日は育児に専念しています。仕事で疲れていても子供と一緒にいれば気持ちがリフレッシュできます。四半期毎の繁忙期はどうしても残業が多くなって帰宅が遅くなりますが、そうでない時期は時差勤務や有休取得などでワークライフバランスをコントロール出来る環境なので、メリハリのある働き方が可能です。また、経理の仕事は、日次や月次や年次など、おおよその業務量を見通しやすいので、前もって休暇の予定を立てやすいことも特徴だと思います。
1日のスケジュール
- 8:00 出社 PCでメールチェック
- 8:30 海外子会社とMTG 連結の財務諸表作成に向けた情報共有や進捗確認などを行います。時差があるため朝が多いです。
- 9:00 朝礼 部署内で予定や情報の共有を行います。
- 9:05 決算業務対応 社内外から収集した情報や資料などをもとに作成した仕訳を会計システムに入力し、単体の財務諸表を作成していきます。
- 12:00 昼食
- 13:00 業務改善プロジェクト対応 業務改善のような部署をまたぐプロジェクトでは、数字面からの情報共有や提案をよりスムーズかつ正確にできるよう対応しています。
- 15:00 監査法人とMTG 決算期間中は監査法人が往査に来ます。専門的なことも教えていただけるのでとても勉強になります。
- 17:00 決算業務対応 単体の財務諸表や関係会社からの数字情報をもとに、連結の財務諸表を作成していきます。同時に、上場企業として必要な情報開示のための資料作成も行います。
- 19:00 退社 翌日の予定を組み立ててから帰るようにしています。